マレーシアのクアラルンプールから北へ約10キロ。
ここにヒンドゥー教の聖地と呼ばれる洞窟がある。
その名は「バドゥ洞窟」(小さいウの変換どうやったら出るのかな・・・)
交通は単純明快。KTMコミューターと呼ばれる電車で20分ほど。「バトゥケーブス駅」で下車する。
駅を降りると、こんなファンキーな神の像が出迎えてくれた。尻尾があるし猿の化身かなと思って調べてみると、どうらやハマヌーンと呼ばれる神様だそう。
なんと、あの孫悟空のモデルになったとか。
詳しく調べてみようと思ったが、なんか色々ややこしかったのでそれはまたの機会に。
雨降ってたので、やや遠巻きから撮影。電灯とかぶってごめんなさい。
して面前に現れたのは大迫力!
高さ43メートル、全身金箔で覆われた世界最大のムルガン像!
もう大興奮!これを見にマレーシアに来たと言っても過言ではない。
このムルガンさまは世界最大規模のヒンドゥー教の像だそう。軍神らしく体つきもいい。とにかく強そうだ。
世界で二番高いヒンドゥー教の像。コンクリート15,500立方メートル、メッキ用の金300リットルを使い、3年かけて作られた。ちなみにムルガ神はシヴァ神とパールヴァティー神の息子で、バトゥ洞窟はマレーシア随一のヒンドゥー教の聖地。
その奥には272段の急な階段がそびえ立つ。せっかくなので登ってみるが、これが傾斜がどえらいことになっている。転落死した人もいると思うほどヤバイ。
猿はスイスイ悠々自適に行ったり来たり。観光客のバックをひったくるケースもあるとか。
息も絶え絶え頂上に登りつくと待っていたのは絶景。
雲が近い〜。巨像目線の爽快な眺め。
頂上は100メートル近くはありそうだ。
奥にはこれまたスケールの大きな洞窟が。
内部はひんやり涼しい。ヒンドゥー教徒のみなさんだろうか。
結構裸足で登っていた人も多かった。
マレーシアに行った際には、ぜひ足を運んでいただきたい郊外のスポットだ。
■バドゥ洞窟
クアラルンプールからKTM(電車)でおよそ20分。
入場無料。1月〜2月にはタイプーサムと呼ばれる奇祭も開催されている。