万国霊廟長崎観音
長崎駅のほど近くにある福済寺のシンボルが「長崎観音」である。
高台にあるため、近くまでいかないとその存在には気づきにくい。
住宅地の中に突然デーンと現れるという感じだ。
想像以上に目立たない。
入り口はこんな具合。
奇妙な門が立つ。
境内には車を停めれるスペースもあるので、坂の下にあるコインパーキングを使う必要はない。
この長崎観音さま、高さは18メートル、重さ35トン。
下にいる奇妙な生物は亀である。亀込みの高さは35メートルになる。
カメに乗っかる大仏としては日本最大。
いや世界的に見てもおそらく最大ではないだろうか。
そもそも存在数が少ないだろうし。
正式名称は「万国霊廟長崎観音」
この由来は、お寺が原爆の犠牲者を弔うため、世界平和を祈る目的に建立(1979年)されたことからだそう。
なぜ亀なのかというと、早い話が亀は縁起がいいから。
より詳しく知りたい人はこちらを見て欲しい。
その他にも趣向を凝らしたものがあちこちにある。
水子観音や
大の字で支える人たち。
そして、目の前には稲佐山がそびえる。
さしもの、この場所から長崎の街を見守っていますよということだろう。
足元の建物内に潜入することもできる。
内部はこんな感じだ。
きらびやかな装飾とミニチュア版が設置されている。
昭和のネオン街のようだ。
そして、このお寺がもうひとつ押しているのがこれ
「フーコーの振子」
これは地球の自転を証明するための実験道具と言われている。
紐の長さは25.1mでこれが世界第3位だそう。
ぶらーんぶらーんとヒモの先端には球体が吊るしてある。
ひと通り見て、ある種のモヤモヤを感じずにはいられない。
お寺と振り子って関係あるのか・・・
大仏等級
小結(20M~39M)
大仏の高さ35メートル
アルミ合金製
長崎県長崎市筑後町2−56
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