富山にある日本三大仏と言われる大仏。

駅に着くと至るところにこの大仏のポスターが貼ってあるし、付近には大仏カフェなるものも。
とにかく地元に愛されている大仏だ。
同じ三大仏のひとつ兵庫大仏は地元に愛されている感はゼロだったのだがここの熱はすごい。
アクセスはJR高岡駅か徒歩10分圏内。観光地図にも見やすく掲載されている。

で、早速行ってみた。
商店街を抜けると割とあっさりたどり着く。


が、到着して驚愕した!
10月1日〜31日まで補修工事中。
なんでも10年に1度くらい改修するそうで見事にその期間に遭遇してしまった。
遭遇率を計算すると0.8%と激レア。
が、全体的には締まらない。
工事のヒラヒラが赤ちゃんのヨダレ掛けに見えて仕方ない。
後ろの光背部分もがっつりと補強中。あれ重いだろうしな。

内部も無料で参拝できる。
ワンダバダ〜ワンダバタ〜ワンダバタ〜

すごい便利そうな電話。
ありそうだが、初めて見た気がする。

一通り見てると、昔格闘技に精通していたであろう風格を持つおじさんが話しかけてきた。
どう見てもお寺の人ではなさそうだ。
さしもの、近所のおじさんで参拝者に説明して回るのが生き甲斐といったところか。

見るもの話半分に聞いているとこのおじさん独自の視点を持っていてなかなか面白い。
「大仏さまに拝謁するのに持ってこいのラインがある。それが大仏さまを正面に左斜め下のここ。このライン上に立って見てみ。大仏さまの顔が凛々しくイケメンに見えるから」
建設作業員のおじさんもいつの間にか一緒に聞いている。


で、おじさんの言われるままその場所に立って見てみた。
「おおっ」
時間は14時、逆光で眩しすぎて顔が全く見えなかったのだが、そんなことは関係なしとばかりにおじさんは話を続ける。
「このライン上がイケメンに見えるラインや。その周囲のここのゾーンまではイケメンやからイケメンゾーン。それを外れたらダメ。」
だそうである。
これがそのイケメンポイントなのだが、初見の素人にはその所以はわからなかった。


でも結局一番イケメンに見えるのは真正面のポイントだそうだ。
そこに立って真正面から見てみる。
「おおっ」
続いては建設現場の足場のパイプが重なってモザイクになってしまった。
ここまで嚙み合わないのも珍しい。


おじさんの大仏ネタは豊富で他にも「真下に立つと怒っている顔になる」や「霊感がある人が見たらウィンクする」などまあ聞いてもないことをベラベラと教えてくれるのだが、つい最後まで聞いてしまっていた。

そんなこんなで、まあ工事中の貴重な写真も撮れたし、結果的にラッキーと思っておこう。